2017年7月1日土曜日

プランツファーマー



























1人しかいない事務所の中で、
嬉しい命の発見をした。


それはまさに、

命の息吹。


釣りと関係ない真面目な文章を書いてみる。


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私が勤め先で育てている植物の中に、
コーヒーの木がある。

勤続年数=木の年齢 

という、入社してスグに植えた少し特別なコーヒーの木だ。



1本の30cmほどの木をメインに、
サブに20cmくらいの木が根をほぼ同じにして育っていた。



とくだん特別な世話はしていなかったが、
去年新設された事務所に移った際には、
植木鉢を二回り大きいものに変えたりして、
適度に世話を焼いて可愛がっていた。




(ある日突然枯れたパキラと、中央区で無料配布されていたバジル)




























しかしながら去年末、
私一人しかいない事務所でありながら諸事情により
長期不在という事態に・・・。




その為、
温暖な気候の植物であるのに、
寒い季節に長期放置プレイを味わったコーヒーの木は、なんと、
サブの木がかろうじて残ったが幸いな状態で
メインの木がカラッカラのパッキパキの枯れ木になってしまっていた。
(ゴムの木属性なのにしならず、折れる)




私はどことなく、
その時々の自分をコーヒーの木に重ね合わせて眺めていたので、
大きなショックを感じざるをえなかった。
それは
なんだか、
私がカラッカラのパッキパキな
何もない、残っていない、
スッカラカンな人間のようにまで感じてしまうほどのものであった。



出社して毎朝植物たちに水やりをするたび、
その無残な枯れ木が目に入り、
都度じわじわと枯れ木の姿に残るショックが私を苛んでいた。



(アボガドの木と、ネットにも多数の目撃例があがる黄色い謎キノコ「コガネキヌカラカサダケ)



















何度か生き残ったサブの木と根を分けて、
10cmほどとなった姿を取り除いてしまおうとしていたが、
私にその気力は残っておらず、
長い間放置していた。




ある、夏を感じさせる暑さの日。
私はいつもより多めの水を植物たちにやっていた。
一番最後に、
残った元サブのコーヒーの木にも水をたっぷりやろうとした時。




私は発見した。






(枯れているのか確認しようとしてパッキパキに折れた木と発見されし・・・)



























生きてたんかーーー!!





植物ってやっぱすごいと思った。






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